スクエアな関係 岸本×小早川

ほんっとほんっと、小早川さんの受けが可愛すぎるシナリオです。
ネタバレ大有りの感想はつづきにて。

シナリオのベースは、小早川さん攻のときと一緒でした。

ただ、岸本がホストって職を悪い風に挑発するか、良い風に興味を持つかで、受け攻めが変わってくるのね。


ホストクラブにたまたま小早川さんがヘルプに入ってる日に、岸本が客に連れられてそこを訪れて…

岸本は元ホストの小早川さんに興味を持って、
小早川さんはそんな岸本に、自分がホストをやってる格好良いとこをみせたくて。

そんなこんなでお互い惹かれあってくシナリオです。


ホスト側として参加したパーティの帰り道、「なにか特別なこと」をしたくなった小早川さんが、岸本の手の甲にキスをして。

趣向返しとばかりに、岸本は別の日に、小早川をちょっと良い感じのラブホテルに誘います。
で、特別な体験を返したい、っつって、小早川さんを受けとして誘う…んだけれども。

この誘い方が岸本、素晴らしく素敵なのです。

「する…のかな？」（小早川さんヘタレ度１２０％）

「僕は、そのつもりだけど」（超やらかいにっこり笑顔で、なんか笑えるくらい優しい声岸本）
「チーズとワインだけ楽しんで、帰る？」

みたいなやりとりなんだけどね、
ここでも、すっごい…岸本の言い回しが良すぎるんですよ・・！

でね、その後ちょっと長く考えた後、小早川さん。

「じゃあまあ、するか」
ってんだけど、ここのアッサリ感が小早川さんすっご良い！

んでその後まあ、裏に雪崩れ込むワケですが。

この裏シーンも良かった～！

テーマは「アイデンティティクライシス」

男の男としてのアイデンティティを破壊する行為っつーのを、自己認識が激しく「男」な小早川さんが受けるのが燃える。

アイデンティティ…って意味を調べてみたんだけど、「自己認識」「本質的自己規定」みたいなコトバが、この場合イイ感じだなと思いました。

がっつりしっかりした小早川さんの「男」っつーセルフイメージを、崩してく過程がよい。うん。
BLの醍醐味ですよな。腐女子で良かった私（逝け

でもナゼか、蒼井相手のときの小早川さんの受け声は色気あるのに、岸本相手のときはあんま………良い声…と思えな…orz
マスカレードで大泉アナウンサーやってたときも、そーいや私オフにしたよーな。
なんなのかなぁ。多分、キャラがキャラだけに、女の人のよーに喘がれると退くっつーか…
つか小早川さんの声に文句つけすぎだな私。
ファンの人に殺されるからいい加減やめておこう。


声を嗄らした小早川さんが噎せちゃうシーンもなんか萌えた。
おじーちゃん！って思ったけど、萌えた。
その後赤ワイン口の端から零した一枚絵にぎょっとしたけど萌えた。

あれ下手したら、赤ワイン鼻から噴くよね…すごい想像しちゃったよ。


でねでね。
岸本のモノローグ。
「穴を掘って後ろから突き落としてでも、またこの顔を見せてもらう」
すげえ萌えた！



そのコトバの通り、ワイン風味のチョコを切欠にして小早川さんを第二夜に誘う岸本さん。

２番目の裏もすげー萌えた～。
道具、拘束、ダイスキデス。腐女子で良かった！（だから逝けと



で。
小早川さん、ついに岸本への気持ちを告白するワケですが。
開き直った小早川さんはホント大人で格好良かったです。
「それこそ、俺はお前の体とだけ寝てたつもりはないぜ」
は、かなりランクの高い名言です。

素直にそれを受けられない岸本が切なかった。
パワーバランスとか、精神的な力関係みたいなものなくしては生きてけない感じが、もーすごい、切なくってかわいそうで、可愛くて良い。





それにしても。
ボーナスのボリュームがちと少ないよーな…。
全部のカプと全部の視点で、違うボーナスシナリオあったら嬉しかったな☆

けどま、西田の「かんぷぁーい」がすさまじくかわいいからいいか。